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カラーセンサー(S11059-02DT)の実験

 秋月電子から発売されているカラーセンサーモジュール(S11059-02DT)を使った実験です。使うCPUは何でも良いのですが、PICやM16は既に実験済みなので今回は、ARDUINO UNOを使いました。
 仕様としては、

(1)5V-3.3Vレベル変換は(たまたま持っていたので)MOS-FETを使う。
(2)I2Cはポートたたきとする。CLKは100KHz位。
(3)HIGHゲインモード、積分時間は固定の22.4msとする。
(4)シリアル通信でPCへデータを送りモニターできるようにする。

 回路図は下図のとおり非常にシンプルなものです。SCLはCPUからセンサへ一方通行なので抵抗分圧で済ませます。SDAは双方向ですのでレベル変換が必要となります。専用ICを使うほどでもないので、手持ちのかなり年代物のMOS-FET(2SK679A)を使いました。今なら2N7000とかBSS138で大丈夫かと思います。ソフトの方は、殆どI2Cの通信プログラムだけですので、ライブラリを使わずに自作しました。I2Cアドレス(7ビット)は、マニュアルに0x2aと書いてあり、勿論そのとおりなのですが、Address callのときには左へ1ビットシフトさせて、ビット0の位置にR/Wを乗せるため、0x54(W)又は0x55(R)となります。この一点だけマニュアルを読んでいて判りにくかったところです。Arduinoスケッチは下のリンクからダウンロードできます。ご参考まで。


D/L_files_arduino_and_color_sensor_1ch.zip

Arduino_and_color_sensor(S11059-02)-1ch




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